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南側から明るい光のとれる住宅地に建てる
玄関土間と一体空間にできるリビングのある
アウトドアが好きな人のための家
港建設のMADORI 第4弾。
南側には昔からある小道と川が流れているため、隣家と程よく離れており、住宅地ではありますが、南側からの光が取りやすい土地です。
敷地面積は43坪ほど。
アウトドア好きな人を想定し、広くとった玄関土間にキャンプ用品や釣り道具が置けるようにします。
その玄関土間とリビングの境界に閉じたり開いたりできる引戸を設け、時には土間を含めた広い空間にすることもできます。
耐震等級3(耐雪1m)。
耐風等級2
断熱性能はHEAT20 G2クラスで設計。
断熱性能を高くすることで、寒くなりがちな玄関土間もリビングと一体として使える暖かい空間とします。
外観は2階にシンプルな白いガルバリウムの外装と1階は杉板を塗装仕上げとします。
杉板張りが1階であれば、足場をかけずに塗装やメンテナンスがしやすいです。
玄関土間収納は広いですが、今回もタイヤなど外で使う道具を収納する外部収納はちゃんと確保。
玄関入ってすぐの様子。
アウトドア用品しまい放題。
棚に扉は付けずに、出し入れが簡単なように。
扉がないからこだわりのあるツールがよく見える。
玄関入ってすぐのところにスロップシンク。
アウトドア好きな人は汚れたものをここで帰ってきたらすぐにじゃぶじゃぶ洗う。
汚くなるのは雨の日だったりするので、雨の日に外で水洗いするのも切ないですよね。
ここなら雨に当たらず思う存分洗ってください。
子供が泥遊びした後の服や靴、部活帰りのユニフォームやシューズなんかも、風呂場や洗面台じゃなくてここで洗います。
玄関土間からリビングを見た様子。
吹抜けからの明るい光が全体を明るくします。
左にあるのれんをくぐるとキッチンに行けます。
買い物帰り、すぐにキッチン脇の冷蔵庫に食材がしまえます。
玄関土間を介してキッチン周りが回遊導線。
玄関土間からのれんをくぐると、すぐキッチン脇。
動く棚を引き出して、買い物かごを載せたら、冷蔵庫にしまいやすくなります。
買い物帰りが楽。
リビングのベンチから玄関土間を見た様子。
3枚の引込み戸を開け放てば、玄関土間とリビングが一体になり、キャンプ用品や釣り道具のメンテナンスをしながらリビングにいる家族とコミュニケーションもとれる。
好きな道具を眺めながらの一杯もいいですね。
玄関からの来訪者にリビングが丸見えってなるのが嫌って時は、3枚引戸を閉めて玄関土間と別の空間にすることも可能。
ダイニングテーブルに座った様子。
こちらもダイニングテーブルに座ってキッチン方向を見た様子。
キッチンを中心に玄関土間を介して1周できる回遊導線。
独立したパントリー室はないけれど、キッチン後ろのバックカウンターとカップボードが大容量にしまえます。
ファミリークローゼットと書斎を吹き抜けと仕切る縦格子。
閉じるようで閉じていない、開くようで仕切っている。
ちょうどよく仕切られ、つながっていると感じられる。
1階リビングから見た時のアクセントにもなっています。
ファミリークローゼット&書斎。
それぞれの個室に入らない服や小物は家族共有のここに収納。
子供室は将来的に仕切れるように。
間仕切り壁を設置したとして、収納スペースをちゃんととれるような位置に引戸を設置しておきます。